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tea break
  • Tea Break 02
  • SEASON - AUTUMN 2020
  • MENU - HOT TEA
  • BODY - HEALTH

茶を愉しむ、身近な極意

Tea time

物静かに柔らかく影を落とす陽射し。締りゆく空気。増す茶香。しっとりとお茶を淹れるならば、今この時期を逃すわけにはいきません。沸く湯、立ちのぼる湯気、漂う茶葉の香り、お茶を淹れる工程の何もかもが愛おしいのです。茶に精通した専門家に丁寧に淹れていただいた時の、あのお茶の美味しさよ。茶葉の一枚一枚、湯の一滴一滴が躍動感をもって生かされる様には心掴まれます。茶葉ができるまでのプロセスは科学にもよく似ている。茶葉を煎る温度や発酵具合、香りを茶葉へ移すことにより同じ原材料の緑茶から、ほうじ茶、玄米茶、ジャスミン茶、プーアール茶などに変化を遂げるという驚き。これら茶葉の種類によるそれぞれの淹れ方を識ることで、おいしいお茶にぐっと近づけます。お茶は湯の温度、茶葉の量、時間など、要素によって味が大きく左右されるもの。たとえば温度。煎茶は80℃、玉露は50℃、ほうじ茶、玄米茶、番茶など焙煎した茶葉は熱湯で。温度帯を意識するだけでも茶葉は生き生きと動き出します。初めのうちは意識して少しずつ。身近な極意と心構えをもってお茶と自分の距離を詰めていく。考え事や判断を迷うような場面があれば、ひと先ずお茶を淹れてみる。茶葉がひらく頃には何となく答えが出ているなんてことも。お茶を淹れる時間をもっと身近に、日々の動線の中に溶け込ませていきたい。

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